稼働が高く支持されている東京喰種ですが、必ずしも全員から高評価を受けているわけではなく、ネットの意見としては酷評するものも散見されます。
最近では、「設定が入っていて仕方なく打っているが面白くはない」という人が稼働を支えていることもあり、賑わっているから面白いということもなさそうです。
個人的には、かなりクソ台だと思っています。
そんな東京喰種のクソ台ポイントをまとめてみました。
ポイント抽選というマンネリ仕様
規定ポイントでの抽選というのは、からくりサーカスやヴヴヴでもおなじみの方式ですが、これまでも評価されたものではなかったです。
一応、レア役での自力抽選もあるというのがウリですが、ここも設定差があるせいで低設定では絶望的。
自力要素があるせいで、ポイントの振り分けは深くが選ばれることが非常に多く、絶望的な仕様となってしまっています。
中途半端な天井
短縮抽選がスイカのみと弱く、AT天井が1200と深いにもかかわらず、CZ天井が600という仕様は、かなりのバランスの悪さを感じます。
1回CZ天井まで打ってしまうと、AT間天井が近くなりやめられない。ただ、続行してもモードが悪いからほとんど天井直行となる・・・これはグールを触ったことのある人なら直面するジレンマで、そこまでして追った天井に対した恩恵がないことから、大抵は悲しい結果で終わってしまいます。
いっそからくりサーカスのように思い切った深い天井の方が、「天井ばかり」という印象がなく自力感があったのではないでしょうか。
あからさまな前兆演出
前兆演出の当落が分かりやすすぎるのも、マイナス評価。スロットに慣れてない人にはいいかもしれませんが、当たるかどうかのワクワクはありません。
他の機種でいう「モンキーターン」「北斗の拳」のように、最後まで当落が分からない、寒い演出からいきなり当たるケツ浮きといったものはなく、当たるとき固有の強い演出パターンに当てはまってなければ十中八九ハズレという、悪い意味で完全告知的な仕様です。
ここで手を抜くなら、いっそ完全告知モードでも搭載してくれればいいのに・・・と感じさせるほどの手抜き感があります。
捻りのないチャンスゾーン
肝心のチャンスゾーンも、押し順ベルが当選契機という何の捻りもない、超抜チャレンジを移植したようなもので、やはり当たりの重さに見合ってない粗雑な印象が否めないです。
叩きどころやリール出目での楽しみは一切なく、他の台と比べたときの手抜き感が凄いです。
捻りのないゲーム性
差枚数管理の上乗せタイプ、対決中のバトル勝利で特化ゾーンという分かりやすいゲーム性。
シンプルすぎるゲーム性で、駆け抜ける時は何の期待感もなく駆け抜けてしまうだけに、当たりの重さに見合ってない印象を受けてしまいます。
後発ですが「いざ番長」の方がAT中のゲーム性が明確で飽きない作りになっており、それと比べてしまうと、どうしても冴えない印象が拭えません。
それでも評価できるポイント
この台で評価できるのは、なんとなくオシャレな筐体に、なんとなくカッコいいな曲が聴ける、というところで、この点に関しては現行機種で随一の出来栄えです。
しかし、スロットのゲーム性を重視する人からすると、見た目や演出重視で雑なゲーム性の台が重視されるのは、なんともいえないですね。
このメーカーには、秀逸な演出に秀逸なゲーム性を重ね合わせた奥深い台をぜひ作ってもらいたいものです。