ヴァルヴレイヴで有名になったミミズモードですが、その他の機種でもミミズモードがあるのかというのはスロットを打つ人なら誰しもが気になる点。
色々な機種で有利区間単位での冷遇・ミミズが推測される中、冷遇で知られる北斗の拳のミミズモードがあるのかどうかは、
北斗の拳にミミズはあるのか
結論としては、ミミズモードは存在します。
というのは、北斗の拳には設定1・2でのみ移行する特殊な有利区間状態があります。
この有利区間に移行すると、初当たり抽選が高設定と同様に行われ、初当たり確率が230-280という高設定の近似値で推移しますが、連チャンや無想転生トリガーの抽選が極低確率となり、500枚以上のプラス差枚は生じないようになります。
データ・グラフとしては、「初当たりは軽いが伸び悩んでいる高設定」のような見え方をします。
冷遇の影響のない高設定のようにも見え、設定狙いをする人からすると、魅力的なデータです。
しかし実際には、当たりが軽い分連チャン数がかない冷遇されており、平均2連前後くらいしか
ただし、ヴァルヴレイヴのミミズと異なるのは、有利区間を3000-5000ゲームほど消化するとこの状態は解除され、設定1に戻ります。このため、据え置きのお店で万年ミミズとなるリスクは生じません。
推定の機械割は95%-97%くらいではないかと推測されます。
ミミズ区間中は初当たりが軽く、劇的に沈み込むことはないことや、準備中でベルを稼げれば出玉を維持することもできるため、比較的安定した挙動となります。
なぜ北斗にミミズがあるのか
なぜこのような有利区間があるか、この理由は単純で、ベタピンのホールでもリセットさえされていれば、一定の稼働を維持するための小細工ということでしょう。
初代リゼロでも、低設定でも有利移行時のヒキが強い(強チェリーを引く)と高設定特有の初当たりが小刻みな区間に移行する現象がありました。これをスマスロで再現した区間です。
となると、設定4以上の台にミミズはあるのか。
低設定を高設定に擬態させるというのが目的なので、高設定ではわざわざ移行させる必要はないはずです。
ただ、設定4・設定5の北斗で似たような展開になることもあるので、これが単なるヒキ弱なのか、特殊有利区間に移行してしまったのか、どちらなのかは闇の中です。
いずれにしても、このような高設定擬態ミミズは、お店やメーカーにとっては、稼働実績作りとして効果の高い仕組みなのかもしれませんが、打ち手からすれば、出ない台を粘らされるだけのいびつな仕様であるのは明白です。
ミミズモードのように一見して冷遇状態が明白ではないというのも、悪質性が高いように感じます。
スロッターの立場としては、こういった仕様がなくなってくれることを切に願います。